中国国家品質本局副局長蒲長城は、12日北京において中国食品の安全監督サンプリング検査の合格率は常に90%以上を保ち、輸出食品の国外検査合格率も90%以上であると発表しました。蒲副局長は12日、第9回中国食品安全年会で上記の発表をし、中国の輸出食品はEU、日本など各国国内の検査合格率は90%以上を保ち、全体のレベルは緩やかに高まりを続けていると述べました。
現在中国にはおよそ12万社の食品生産企業が食品生産許可証を取得しています。蒲副局長はさらに、食品産業の発展は全体レベルとしてはまだ高いと言えず、食品の安全性が直面している問題も多く残っている。現状のようにどんなに産業が発展したとしても、信頼関係の確立や、管理レベルの向上、標準検査技術の更なる改善、各法令と体制制度等においては未だ多くの弱点がある。
近年、品質検査本局は生産許可制度を改善し、国家食品検査サンプリング制度や、不安全食品の回収管理制度、また関係部門と共同でリスク管理監督制度を打ち立てるなどしています。
蒲副局長はまた、“安全な食品は生み出すものであり、管理されて出てくるものではない”と述べ、食品生産企業自身が率先して、信頼関係の構築と業界の自立を強化すべきだと語りました。
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